著作権について

◆DVDについて

映画『アオギリにたくして』は、日本全国の配給協力会社様との契約上、DVDの発売や配布を一切しておりません。上映活動の一つ一つが平和の種蒔きとなることを願って映画センター全国連絡会議様と共に上映活動に力を注いでいます。

 

製作会社ミューズの里からご支援者様への特別贈呈によるサンプルDVD以外に、まだ発売もされていないDVDを、廉価版や限定版DVDとうたいながら上映用の映画データーを複製し、「アオギリにたくして制作委員会」の名前を誰の許可もなく勝手に使いながらDVDの発売や上映を呼びかけ、上映企画者や配給協力会社の営業先に配布する等の著作権・上映権の侵害と営業・業務妨害による違法行為や誹謗中傷の通報が寄せられています。違法行為をただちに止めるよう通告させていただくと共に、犯罪が繰り返される場合は、法的処置も検討いたします。

 

※ 映画制作の際に5万円以上のご寄付をいただいた皆様には、配給会社様の了解も得て、製作会社ミューズの里より特別贈呈サンプルDVDをお送りさせていただいていますが、今後も配給協力会社様との契約上、DVD発売は行われません。上映をご検討されたい皆様には、サンプルDVDを無用でお貸出しさせていただいておりますので、お気軽にミューズの里までご連絡ください。

 

また、映画『アオギリにたくして』は、監督交代による撮り直しが行われましたが、前監督が撮影した映像も使われています。DVDなど二次使用の際には、前監督にもお知らせする必要があります。誰の許可もなく、著作権違法で勝手に発売、配布されたDVDの法的責任は、この犯行を犯した者の責任となります。

 

 

◆「アオギリにたくして制作委員会」について

映画『アオギリにたくして』の製作会社であるミューズの里では、この度の映画製作において、製作委員会方式(複数の出資者が組合契約を締結し、資金調達を行う方法)を採用していません。「アオギリにたくして制作委員会」は、著作権を有するものではなく、また、お金や製作上の責任は一切ありません。映画『アオギリにたくして』の制作委員会メンバーは、映画『アオギリにたくして』がミューズの里にとって初の映画製作であったことから、監督や撮影スタッフに外注する上で、プロデューサーの中村里美・伊藤茂利が信頼を寄せる知人・友人に名前を連ねていただき、我々が作品に託した思いを叶えるためにお力添えいただいた方々であり、その際、一切の製作や金銭に関わる責任は負わないことが前提となっています。また、2013年7月の映画完成と共に、その役割を終えています。

 

 

◆著作権等の表記について

映画『アオギリにたくして』の製作・著作は、製作会社であるミューズの里にあります。表記の際には、映画名も入っていた方がわかりやすいという判断から、ミューズの里「アオギリにたくして制作委員会」とする場合もありました。しかしこの度、制作委員会の名前を勝手に使い、著作権・上映権の侵害や営業・業務妨害等の違法行為に関する通報が寄せられる中、表記について改めて映画関係者の皆様のご意見を伺い、誤解が生じない様に、本来の製作・著作の権利と責任を持つ、製作会社であるミューズの里の名前に統一させていただくことになりました。

 

私共にとって映画『アオギリにたくして』は、初の映画製作への挑戦であったこともあり、映画業界に詳しくないため、ホームページやチラシ、エンドロール等の表記の訂正・変更の際は、映画業界の皆様にご相談の上で対応しております。その際、これまで知らずに間違って表記していたことへのご指摘を受け、映画完成後に訂正しているものもあります。

 

映画『アオギリにたくして』は途中で監督が交代しておりますが、前監督のチームで撮影監督を務めてくださった方が撮影した「カメラを止めるな」という映画がヒットし、原案と原作に問題が浮上しました。また、それ以前から、弊社に何度か原作についての質問が寄せられ、製作当初から関わっている方々や映画界の皆様のご判断を仰ぎました。映画のモデルとなる被爆者の沼田鈴子さんから直接譲り受けた本や資料をもとに脚本を発注し、クランクインの際には、脚本のみでスタートしており、原作本は存在していません。その後の撮り直しも含め、3冊ある台本のどこにも原作は明記されておらず、脚本から書籍化された場合の表記は、原作ではなく、ノベライズ本であるとのご指摘を受け、弊社のホームページやチラシ・エンドロールの記載からは「原作」という文字を削除しています。

 

 

◆第一回JASRAC音楽文化賞について

JASRAC(日本音楽著作権協会)創立75周年を機に、新たな顕彰制度として創設された第一回JASRAC音楽文化賞をミューズの里「アオギリにたくして制作委員会」が受賞致しました。皆様に心より感謝申し上げます。

 

受賞理由

「アオギリにたくして」は、主題歌や挿入歌など、音楽が被爆者の方の想いを効果的に伝える役割を果たしている。平和の尊さや命の大切さを訴えかけていく取り組みとして、原爆投下から70年になろうとしている今、顕彰する。(JASRACより)

 

なお、映画『アオギリにたくして』の音楽は、お金を払わずに子供たちが自由に合唱できるようにとの思いからJASRACに登録していません。賞をいただく際には、その旨をお伝えした上で、この度の賞を受賞しています。また、JASRAC音楽文化賞は、「アオギリにたくして制作委員会」に著作権を委ねるための賞ではありません。下記のJASRACの趣旨に基づき賞として与えられたものです。

音楽著作権は、楽曲を作詞・作曲した中村里美・伊藤茂利にあり、製作会社ミューズの里で管理しています。楽曲を使いたい際は、ミューズの里までお気軽にお問合せください。

 

〜音楽文化賞とは〜

JASRACでは、1982年から音楽の利用実績を客観的に評価する独自の顕彰制度として、前年度における著作物使用料分配を基準とした「JASRAC賞」を実施してきました。一方で、ゆたかな音楽風土は、世の中の脚光を浴び、売り上げや人気などにあらわれる業績だけで築かれるものではなく、数字には表れない地道な活動を行う人々もまた、音楽を愛しその土壌を支えています。

「音楽文化賞」は、このような活動等に対し、分野を問わず光を当て、音楽文化の発展に寄与した功績を称え顕彰することにより、今後の活動への励みとしていただき、わが国にゆたかな音楽風土を築くことを目的として創設するものです。(JASRACより)

 

 

 

 

 

郵便振替口座「アオギリにたくして制作委員会」は、製作会社ミューズの里が開いている会社の郵便口座です。この制作委員会の名前を勝手に使い、映画上映データーを複製して販売や配布し、著作権・上映権の侵害による営業・業務妨害、誹謗中傷等の通報が寄せられています。現在、法的措置も検討しておりますが、この様な状況を考慮し、今後の郵便振替口座の名前を、別名扱いではなく社名に統一し、下記に変更させていただきました。何卒よろしくお願い申し上げます。

〜郵便振替〜
【口座名】ミューズの里 【口座番号】 00120-0-635247